エアコンによる肌の乾燥がニキビの原因になるので注意しよう

エアコンが効いた部屋にいると、何となく肌の乾燥が気になりませんか?気になっていない人も、知らず知らずに乾燥が進んでいるかもしれません。肌の乾燥とニキビは関係がないと思われがちですが、実は乾燥も、大人ニキビができる大きな原因の一つです。

 

ここでは、エアコンによるニキビへの影響について、解説していきます。

 

エアコンによる肌への影響

エアコンが効いた部屋は、想像する以上に肌にとって過酷です。肌の乾燥だけでなく、身体にもとても負担がかかります。どんな影響があるのか、具体的に見てみましょう。

 

影響1. 肌の乾燥とニキビ

エアコンが効いた部屋に長時間いると、何となく肌がカサカサすることがあります。また、ベタベタした皮脂があり一見潤っているように感じるオイリー肌も、実は隠れ乾燥が進んでいるかもしれません。

 

肌の一番上の層には、外的刺激から肌を守ったり肌の水分の蒸発を防いだりする役割をしている皮脂膜があります。しかし、エアコンによる風はこの皮脂膜を蒸発させ、肌の水分をどんどん奪います。そうなると乾燥の悪化はもちろん、その隙間から細菌や汚れが侵入しやすくなります。

 

それに対して肌は、皮脂を増やすことで肌を保護しようとします。このように肌の水分量が大幅に減ると、それを補おうと皮脂量が増える結果になってしまいます。皮脂が過剰になると皮脂を好むアクネ菌が増加するため、大人ニキビができやすくなります。

 

影響2. 冷えによる血行不良とニキビ

エアコンをつけると、部屋の中では暖かい空気が上の方に流れ、下の方には冷えた空気が流れるようになります。すると、上半身は冷えていないのに、下半身は冷えているという状態になってしまいます。

 

特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、基礎代謝が低く、どうしても冷え性に悩まされがちです。冷え性の症状としては、まず手足の冷えがあります。また、頭痛や鼻水、倦怠感などの風邪のような症状、疲労感、食欲不振、下痢、生理不順、イライラ感なども現れます。

 

さらに冷え性で身体が血行不良になると、栄養が届きにくくなり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れます。そうすると古い角質や汚れが排出できずにどんどん蓄積され、毛穴が詰まり、ニキビの原因になります。

 

また、冷えて汗をかく機会が減ると、毛穴から汗と一緒に毒素も排出できなくなります。また、季節問わず、屋外からエアコンの効いた室内に移動すると、たいてい5℃以上の温度差があります。すると、体温調節ができなくなります。

 

もともと身体や肌には、体温を一定に保とうとする働きがあるので、激しい温度差に順応しようとすると大きな負担がかかり、疲れやすくなります。

 

エアコンによってもたらされる乾燥肌の種類

大人ニキビが肌の乾燥によってできやすいということが分かりましたね。続いてここでは、エアコンによってもたらされる2種類乾燥肌のタイプを紹介します。どちらのタイプも大人ニキビにつながります。

 

水分も皮脂も少ない乾燥肌

肌の水分が少ないため、ゴワゴワして角質層が厚い状態です。血管が細く、栄養を十分に届けることができないので、ターンオーバーが乱れやすいです。また、毛穴が閉じている状態なので、詰まってニキビができやすくなります。

 

水分が少なく、皮脂が多い乾燥肌

インナードライとも言われます。角質層の中の細胞間脂質には、セラミドという肌を保湿する成分が含まれていますが、そのセラミドが不足すると、水分がどんどん蒸発してしまいます。

 

その結果、肌を守ろうと皮脂の分泌が盛んになり、顔がテカりやすくなったりニキビができやすくなったりします。このほか、肌のキメが粗い、化粧ノリが悪いなどの特徴があります。

 

エアコンによる乾燥を防ぐ対策

エアコンを使うと、どうしても肌を乾燥させてしまいます。自宅にいるときは、なるべく使用しないようにしましょう。ただ、オフィスや外出先ではなかなかエアコンが効いている環境から逃れることは難しいので、次のような工夫をすることをおすすめします。

  • 加湿器を使う
  • エアコンの効いた部屋にコップ1杯の水を置く
  • 上着を羽織る
  • 水分をこまめに摂る
  • エアコンの温度を夏は28度、冬は20度に設定する
  • 洗顔後、化粧水と乳液をつけて保湿する

 

 

エアコンを長時間使うと、季節問わずどうしても肌の乾燥が悪化し、大人ニキビの原因になります。エアコンを使わない工夫や念入りなスキンケアをして、乾燥を防ぎましょう。