顔をボディーソープで一緒に洗うのはやめよう

男子がやってしまいがちなのが、ボディソープで身体と一緒に顔を洗ってしまうこと。これは、男性の肌の悩みのなかでも断トツであるニキビをつくり出してしまう原因になります。

 

ボディソープも洗顔も汚れを落とす面では同じですが、洗浄力が全く違います。ボディソープが顔に与える影響を知り、それぞれの役割について見ていきましょう。

 

ボディソープで顔を洗うと?

同じ肌なのに、ボディソープで顔を洗うと何が問題なの?たしかに、私たちの肌は顔も身体も1枚の皮膚でつながっているので、特に何の問題もなさそうに感じるでしょう。しかし顔と身体の皮膚は、薄さも汚れ具合も違います。ボディソープに含まれる界面活性剤は、顔にとって肌トラブルの原因になります。

 

界面活性剤とは?

界面活性剤とは、本来混ざらない油と水を混ぜ合わせることができるように、化学的に作られた物質です。界面活性剤が配合されることにより、洗浄力がアップして汚れを落とす力が高まります。

 

界面活性剤がもたらす顔への肌トラブル

界面活性剤が含まれているボディソープで顔を洗うと、どのような肌トラブルが起きてしまうのでしょうか?詳しく見てみましょう。

 

ニキビ

界面活性剤は洗浄力がとても高いので、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。すると、皮脂腺は皮脂を急ピッチに分泌し、肌に皮脂を戻そうとします。こうして皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に詰まってアクネ菌の繁殖を招き、ニキビのできやすい肌質になります。

 

乾燥とシワ

肌の表面には、紫外線など外部からの刺激から肌を守るためにバリア機能があります。界面活性剤は、このバリア機能を壊してしまいます。バリア機能がなくなると、紫外線が肌へ侵入し、潤いを与えるヒアルロン酸やハリを与えるコラーゲンを次々に破壊します。そうなると肌は乾燥し、ハリも失われます。

 

シミ

私たちの身体には、シミの原因であるメラニンをつくり出す工場であるメラノサイトという細胞があります。このメラノサイトは、バリア機能をなくした肌にダイレクトに侵入する紫外線に対抗しようと、たくさんのメラニンをつくり出します。肌にメラニンが多くなると、色素沈着してシミのできやすい環境になります。

 

ボディソープの役割

ボディソープの役割は?と聞かれると、汚れを落とすことくらいしかパッと浮かんでこない人も多いでしょう。ここでは、ボディソープの役割について確認していきます。

 

役割1. 皮脂をしっかり落とす

身体のなかでも特に背中は、皮脂がたくさん分泌される部位です。背中は面積が広い分、皮脂の量が多い傾向にあります。ボディソープに含まれる界面活性剤は、この皮脂をしっかりと洗い流してくれます。

 

役割2. 汗をしっかり落とす

脇は汗腺が多くあり、汗のかきやすい場所です。汗はしっかり洗い落とさないと、ワキガやキツイ体臭の原因になります。界面活性剤の高い洗浄力は、ニオイの元となる汗をしっかり撃退します。

 

洗顔料の役割

洗顔料もボディソープと同じように汚れを落とすという役割がありますが、その目的が異なります。洗顔料がもつ3つの役割を紹介します。

 

役割1. 必要な皮脂を残しながら、不要な皮脂を落とす

すべての皮脂ではなく、不要な皮脂だけを洗い落とす働きが洗顔料にはあります。必要な皮脂を残すので、肌が本来もつ潤いを持続することができます。乾燥による過剰な皮脂の分泌を防ぐので、ニキビの原因をつくりません。

 

役割2. 潤いを与える

洗顔料には、肌に潤いを与える保湿成分がたっぷりと含まれています。そのため、洗い上がりにもつっぱり感はなく、しっとり感が期待できます。

 

役割3. ホコリなどの汚れを落とす

身体と違い、顔は服に覆われていません。そのため、空気中のホコリなどが顔に付着すると、毛穴をふさいでしまいます。洗顔料を使うと、肌に刺激を与えないように、これらのホコリを優しく洗い落とすことができます。

 

 

ボディソープで身体と顔を一緒に洗っている男子のみなさん、今すぐやめましょう。ボディソープで顔を洗うと、ニキビをはじめとする肌トラブルを招きます。ボディソープと洗顔、それぞれの役割をよく理解して、きちんと使い分けましょう。