お化粧した日は家に帰ったらすぐにメイクを落とそう

社会人のほとんどの女性はビジネスマナーのため、メイクをして会社へ出勤します。しかし、長時間のメイクは肌にとってダメージとなり、肌の悩みの一つであるニキビの原因になります。

 

その理由を理解しながら、正しいメイク落としの方法と少しでもニキビをつくりにくくする化粧品の選び方をマスターしましょう。

 

長時間のメイクはニキビの原因に?

メイクはビジネスマナーのほか、コンプレックスを隠したり肌をきれいに見せたりと、女子力アップのために欠かすことができません。このメイクを長時間していると、なぜニキビの原因になるのか、まずはその理由を見ていきましょう。

 

理由1.化粧品が毛穴に詰まり、皮脂の排出を止める

肌にファンデーションをつけると、毛穴を隠すことができます。しかしそれは、メイクしたての状態に限ります。時間が経つにつれて、ファンデーションは毛穴の中へ落ちていきます。チークやコンシーラー、下地も同様でこれを毛穴落ちと言います。

 

毛穴落ちした化粧品が毛穴に詰まると、皮脂腺から出される皮脂が肌の外に排出されず、毛穴の中へ溜まっていきます。そうなるとニキビの菌であるアクネ菌が皮脂をエサとして繁殖を始め、ニキビをつくります。

 

理由2.化粧品の油分による酸化

ほとんどの化粧品は、油分で作られています。油分は酸化すると、過酸化脂質という物質に変化します。この過酸化脂質が毛穴に詰まると、脂漏性皮膚炎を起こし、アクネ菌が繁殖します。

 

また油分の酸化は、メラニンの働きを活発にする活性酸素を発生させるので、ニキビだけでなく、シミやくすみ、毛穴の黒ずみの原因にもなります。

 

理由3.化粧品による乾燥

メイクをしたまま寝た際、朝起きると顔はテカテカと脂っぽくなってしまいます。しかし、、洗顔してメイクをしようとするとノリが悪く、肌が乾燥気味になっているという経験はありませんか?実は、メイクをしている時間が長くなればなるほど、肌は乾燥しやすくなります。

 

確かに化粧品には油分が多く含まれていますが、長時間のメイクは、化粧品が肌の潤いを吸収する原因になります。そのため肌の表面は脂っぽくても、内部はカサカサに乾燥している状態を引き起こします。すると皮脂腺が肌に潤いを与えようと皮脂を過剰に分泌し、毛穴に皮脂が詰まってニキビを招きます。

 

家に帰ったら、すぐにメイクを落とそう!

1日のメイクはいつ落としていますか?ほとんどの人が、入浴時にメイクを落としているのではないでしょうか?

 

しかし、ご飯をたべてゆっくりくつろぎ、寝る前に入浴している人の場合、顔の化粧品の酸化はどんどん進み、毛穴に詰まる皮脂の量が増え、アクネ菌の居心地の良い肌環境をつくってしまいます。このようにメイクを遅く落とせば落とすほど、美肌とはかけ離れた肌状態になります。

 

メイクを落とすベストタイミングは、帰宅後すぐです。一刻も早くメイクの油分、皮脂の汚れを落とすことが、ニキビを防ぐ近道です。では、メイクを落とす際の5つのポイントを確認しておきましょう。

 

ポイント1. アイメイクはポイントリムーバーで先に落とす

目元は皮膚が薄いため、刺激を受けやすい部分です。また、アイライナーやマスカラが落ちるまでには結構時間がかかってしまいます。ポイントリムーバーで先にアイメイクを落とすと、目元への負担を軽減できます。

 

目元にやさしくアイメイクを落とす方法を、確認しておきましょう。

 

  1. コットンを中指と薬指の上にのせ、人差し指と中指の間、薬指と小指の間でコットンの端を挟む
  2. たっぷりめのポイントリムーバーをコットンに含ませる
  3. まぶたの上にコットンを置き、まつ毛に向かってコットンを動かす
  4. まつ毛の生え際は、左右にコットンを軽く動かしてポイントリムーバーを馴染ませる
  5. まつ毛の毛先に向かってコットンを動かす
ポイント2. 丁寧にかつ素早く

小鼻などの細かい部分も、クレンジング剤を丁寧に馴染ませることが大切です。この時、素早く行うように意識してください。クレンジング剤は汚れを落とすものなので、必要以上に時間をかけて馴染ませると、肌にダメージを与えて乾燥などの肌トラブルを起こしやすくなります。洗い流しも含め、1分を目安に行いましょう。

 

ポイント3. クレンジング剤は多めで

クレンジング剤の量はケチらず、たっぷりと使いましょう。量が少ないと汚れがきちんと落ちず、化粧品が肌に残ってしまう可能性が高くなります。また、肌と手の間に摩擦が起こりやすくなり、肌にとって刺激となります。

 

ポイント4. やさしいタッチで

クレンジング剤はゴシゴシではなく、やさしい力加減で肌に馴染ませて。ゴシゴシ擦ると、摩擦が起こりやすくなります。指の腹をうまく使って、やさしくタッチしましょう。

 

ポイント5. ぬるま湯で洗い流す

洗い流す際は、必ずぬるま湯で洗い流します。30度から35度くらいがベストです。冷たい温度では、化粧品に含まれる油分が固まってしまい、落ちにくくなります。

 

逆に熱い温度では、肌が急激に乾燥しやすくなります。冬場に温度が高めのお湯で食器を洗うと、手がカサカサに乾燥し、ひび割れなどを起こすのと同じことです。

 

メイクを落とした後は洗顔をし、化粧水や乳液などでいつも通りにケアしましょう。帰宅後すぐメイクを落とし、後から入浴した場合は、また洗顔する必要はありません。必要以上の洗顔は、肌に必要な皮脂までも洗い流してしまい、かえって乾燥を招きます。

 

ただし、メイクを落とした後の入浴では、最後にシャンプーなどの付着をぬるま湯で洗い流し、入浴後は再びスキンケアする必要があります。帰宅後すぐ入浴する習慣をつけると、夜のスキンケアが二重にならなくて良いでしょう。

 

ニキビをつくりにくくするための化粧品選び

仕事をしていると、接待や残業などでどうしても長時間のメイクを避けられないこともしばしばあります。でもニキビができるのもイヤだし、どうしたらいいの?そんな人は、ニキビをつくりにくくする化粧品を選びましょう。おすすめの化粧品について、紹介していきます。

 

下地は油分の少ないもの

下地には、肌とファンデーションの密着をよくする役割があります。油分の少ない、さらっとした感触の下地を選ぶと、化粧品に含まれる油分の酸化を減らすことができます。

 

ファンデーションはパウダーファンデーションか粉おしろい

ファンデーションには、パウダー、リキッド、クリーム、練りなど、さまざまなタイプがあります。長時間のメイクに向いているのは、パウダータイプか粉おしろいタイプの油分が少ないものです。リキッドやクリーム、練りタイプは、しっとりしてベタつき感があり、どうしても油分が多くなってしまいます。

 

 

このように長時間のメイクは、ニキビの原因になります。帰宅したらすぐメイクを落とす習慣をつけてください。また、仕事上長時間のメイクを避けられない人は、少しでもニキビのできにくい肌環境を保つために、油分の少ない化粧品をセレクトしてニキビを防ぎましょう。