思春期ニキビのための正しい洗顔方法

思春期のイヤ〜なニキビ。何もかも敏感に感じてしまう思春期は、このニキビのせいでとても悩まされます。でも大丈夫!正しい洗顔方法をマスターするだけで、思春期ニキビは改善できます。

 

まずは、思春期ニキビの特徴や原因を知りましょう。そのうえで、効果的な洗顔料の選び方や、正しい洗顔方法について紹介します。

 

思春期ニキビとは?

思春期ニキビとは10代の思春期に発生するニキビのことで、おでこと鼻に出きやすいのが特徴です。Tゾーンと呼ばれるおでこと鼻のラインには、皮脂を排出する皮脂腺が多くあり、ニキビをつくり出すアクネ菌は、この皮脂を好んで繁殖するためです。

 

通常この皮脂は、毛穴から肌の外へ排出されますが、思春期には2つの原因により排出できなくなります。

 

原因1. 成長ホルモンによる皮脂の過剰

思春期には、身体を大人へ近づけるための成長ホルモンの分泌が始まります。

 

しかし成長ホルモンには、皮脂の分泌を過剰にしてしまう働きもあります。皮脂が過剰になると、毛穴からの排出が間に合わず、皮脂が毛穴にたまります。そこへアクネ菌が皮脂をめがけてやってきて繁殖し、ニキビをつくり出します。

 

原因2. 未熟な毛穴

思春期の毛穴は未熟で、細くてか弱い状態のため、成長ホルモンによって過剰になった皮脂の排出がうまくできません。そのため、毛穴は皮脂が渋滞して詰まります。皮脂が詰まった毛穴はまさに、アクネ菌にとって居心地のいい場所なので、次々と繁殖を始めます。

 

 

思春期ニキビに効果的な洗顔料

思春期ニキビの原因となる成長ホルモンの分泌を抑えることもできないし、毛穴を広げるわけにはいきません。では、どうしたら思春期ニキビを改善できるのでしょうか?

 

それは、毛穴の中の皮脂を洗い流すことで解決します。つまり、洗顔が思春期ニキビを改善するカギになります。そのためには、毛穴の中まで洗浄できる洗顔料を選ぶ必要があります。

 

通常の洗顔料は、肌表面のホコリや汗、皮脂は洗い流せますが、毛穴の中の皮脂までは洗い流すことができません。思春期ニキビに効果的な洗顔料は、次の2つのポイントを重視しましょう。これらが配合された洗顔料を選ぶことで、毛穴の中まで働きかけて汚れを洗い流すことができます。

 

酵素

酵素の力で汚れを落とす!と言った洗濯洗剤のCMを見たことはありませんか?酵素には、たんぱく質である皮脂や汗などの汚れを溶かす働きがあります。そのため、毛穴の中に入り込んで皮脂汚れを溶かし、洗い流してくれます。

 

クレイ

クレイとは、火山灰などの泥のことです。汚れを吸着する働きがあるため、毛穴の中にたまっている皮脂などの汚れを磁石のように引き寄せます。天然のミネラル分が含まれているため、しっとりとした洗い上がりになります。肌に優しいので、まさにニキビ肌にふさわしい洗顔料です。

 

正しい洗顔方法

酵素でも、洗顔料に酵素を含んだタイプのほか、いつも使っている洗顔料に酵素を混ぜて使うタイプがあります。クレイでも、泡が出るタイプと出ないタイプがあります。また、クリームや固形など、形状もさまざまです。種類や形状が異なっても、肌に働きかける効果は同じです。

 

ここでは、泡の出る洗顔料を使った正しい洗顔方法を紹介します。

  1. 泡立てネットと顔を濡らす
  2. 洗顔料を泡立てネットに置き、泡をたてる
  3. 泡立てネットから泡を絞り出して、両手に泡を馴染ませる
  4. 円を描くようにクルクルと、顔の内側から外側へ手のひらを動かす
  5. 小鼻などの細かい部分は、中指や薬指の腹を使ってクルクルと動かす
  6. 顔全体を洗ったら、丁寧にすすぐ
  7. タオルで水気をとる

ステップ2では、手のひらに泡をのせて逆さまにしても落ちない泡が理想です。ステップ4、5では、肌の上で泡を転がすようなイメージで、手のひらが肌に触れないように洗います。これにより摩擦を防ぎます。

 

ステップ6では、水を肌に置くように優しくすすぎます。ステップ7では、ペタペタと肌にタオルを置くように水気をとります。清潔なタオルを使いましょう。洗顔をするにあたって、絶対にしてはいけない注意点があります。2つの注意点を見てみましょう。

 

注意点1. 洗い過ぎない

洗顔は、朝と晩の2回行います。減らすことも増やすことも避けましょう。回数を減らすと、汚れが肌へずっと付着したままになるので、ニキビがさらに炎症しやすく、治りにくくなります。

 

一方で回数を増やすと、肌に必要な皮脂までも洗い流してしまいます。過剰な皮脂はニキビの原因になりますが、皮脂には肌の表面に膜をはり、紫外線などの刺激から肌を守る役割もあります。

 

皮脂を洗い過ぎてこの膜がつくられないと、紫外線は肌にストレートに侵入し、ヒアルロン酸やコラーゲンをこわすため、肌が乾燥します。

 

乾燥すると身体は肌を潤わせようとし、かえって皮脂を過剰に分泌するようになります。このように、皮脂は多過ぎても少な過ぎてもニキビの原因になるので、気をつけましょう。

 

注意点2. ゴシゴシと洗わない

酵素やクレイが配合された洗顔料を使うと、力を入れてゴシゴシ洗わなくても、汚れをきちんと洗い流すことができます。ゴシゴシすると摩擦が起き、肌はストレスを感じます。

 

そして、摩擦から肌を守るために、メラノサイトからメラニン色素を大量につくり出します。このメラニン色素は、シミの元となるものです。たとえニキビが治っても、代わりにシミができてしまっては意味がありません。

 

ニキビよりもシミを改善する方が、時間もお金もかかります。そのためゴシゴシするのは避けて、丁寧に優しく洗顔しましょう。

 

 

もう思春期ニキビに悩まない!適した洗顔料を使った正しい洗顔方法をマスターして、ニキビのないツヤ肌を目指しましょう。