頭皮ニキビの原因と治し方

頭皮は自分で直接見ることができない部分なので、ニキビができても見つけにくいです。ブラッシングや洗髪時に違和感があったり、痛みを感じたりすることによって発見することが多いニキビです。

 

ここでは、頭皮ニキビがどうやってできるのか、そのメカニズムと主な4つの原因、治し方を合わせて紹介します。これであなたの頭皮ニキビ対策は万全です!

 

頭皮ニキビとは?

頭皮にできるニキビです。頭皮は汗腺の数が多いため、夏だけでなく冬も蒸れやすい環境にあります。さらに髪の毛は汗をかいても乾きにくいため、ニキビ菌が繁殖しやすいです。頭皮は顔のような敏感な感覚がないので、ニキビができても気がつかず、ひどくしてしまうことが多いです。

 

こうした環境のため、頭皮ニキビは悪化して炎症を起こしたタイプが多いといえます。痛みやかゆみがひどいのも、頭皮ニキビの特徴です。

 

頭皮ニキビの原因4つ

ニキビは元々、毛穴に過剰な皮脂や老廃物が詰まることからできます。頭皮は他の部位に比べて毛が太いため毛穴も大きく、通常ならば詰まることは少ないですが、さまざまな原因により詰まることがあります。その主な4つの原因を見ていきましょう。

 

原因1. 洗い残し

一番多いのが、シャンプーやコンディショナーの洗い残しです。髪の毛や頭皮は自分では見ることができないため、洗髪の際、洗い残しがあっても分かりません。それらの洗い残しが頭皮に残って毛穴に詰まると、炎症を起こしてニキビの原因になります。

 

さらに頭皮が湿っていると、菌が繁殖しやすく炎症も起こりやすいので、ニキビやかゆみの原因になります。また、頭皮を濡らしたままにすると、表面の肌が浮き上がってフケを引き起こします。

 

原因2. ストレス

私たちの身体はストレスがたまると、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンというホルモンが急激に体内に放出されます。アンドロゲンは、ひげを濃くしたり筋肉を増やしたりするので、男性にとって欠かせないホルモンですが、一方で皮脂を過剰に分泌させる働きもあります。

 

女性でも仕事や育児、家事などあらゆる場面でストレスがたまると、このホルモンが急上昇し、顔や頭皮の皮脂分泌が過剰になります。また、ストレスがたまると脳にある食欲を感知する受容器が鈍くなり、満腹になりにくいため、暴飲暴食をしやすくなります。そうなると頭皮ニキビがさらにできやすい環境になります。

 

原因3. 整髪料が頭皮に合わない

頭皮は髪の毛で保護されて外気にさらされないため、他の部位に比べて肌が弱いです。最近は低刺激のものも販売されていますが、ほとんどの整髪料は頭皮にとって刺激が強いです。そして整髪料が毛穴に詰まって炎症を起こし、雑菌の繁殖を助長するので、ニキビができやすくなります。

 

特に整髪料が汗で濡れると、頭皮全体に整髪料が行き渡るため、頭皮全体にニキビが広まってしまうことが多いです。

 

原因4. 食生活

脂っこいものを多く食べると、腸による脂分の消化が間に合わなくなり、肌表面の皮脂の分泌が盛んになります。皮脂が過剰になると毛穴に皮脂がたまりやすくなるので、ニキビを招きます。

 

頭皮ニキビの治し方3つ

では、原因が分かったところで、頭皮ニキビをなくすにはどうしたらいいのか紹介していきます。頭皮ニキビは一度できるとなかなか治りにくいので、しっかりと時間をかけてケアしていきましょう。

 

治し方1. シャンプーやコンディショナー、整髪料をしっかりと落とす

シャンプーやコンディショナー、整髪料をしっかりとすすいで洗い残しをなくすだけで、頭皮ニキビがなくなったという人も多いです。しっかりとすすぐポイントは、次の2点です。

 

ポイント1. シャワーヘッドに近づけて髪の毛を洗う

シャワーの下にいるだけでは、シャワーからのお湯が髪の毛全体に行き渡らない可能性があります。そのため、できるだけシャワーヘッドに髪の毛を近づけて、頭皮全体に万遍なくお湯がかかるようにしましょう。

 

ポイント2. すすぎに5分はかける

髪の毛が短い人はいいですが、ボブからロングくらいの長さがある人は、しっかり洗ったつもりでも洗い残しがあることが多いです。そのため、最低5分はしっかりと頭皮と髪の毛をすすぎましょう。

 

治し方2. 頭皮をしっかり乾燥させる

しっかりと洗い流した後は、タオルドライで頭皮を過剰に湿らせないようにするか、ドライヤーで頭皮までしっかりと乾燥させるようにしましょう。ドライヤーは髪の毛から少なくとも10cmは離して使い、頭皮のヤケドに気をつけましょう。

 

治し方3. 頭皮に合わないシャンプーや整髪料を止める

頭皮に合わないシャンプーや整髪料は、使用を止めましょう。特に頭皮が敏感な人は、整髪料を使わない髪形やアレンジに変えるか、頭皮に合う整髪料を見つけることをおすすめします。

 

同じ成分のシャンプーや整髪料でも、メーカーごとの配合の違いにより、使用しても大丈夫な場合もあります。まずは整髪料を腕の内側などに塗布するパッチテストを行ってみて、自分の肌に合った製品を探してみましょう。

 

治し方4. 食生活を正す

疲れやストレスがたまってくると味覚が鈍くなるため、どうしても味の濃いものや脂っこい食べ物などを好むようになります。それと並行して、ストレス発散や刺激を得るためにアルコールが欲しくなるなど、暴飲暴食に走ってしまいがちです。

 

しかし頭皮ニキビを防ぐためには、できるだけ脂っこい食事は控え、繊維質の多いもので過剰な脂分を体外に排出するようにしましょう。

 

治し方5.ホルモン治療も視野に入れる

ホルモンバランスは一度崩してしまうと、自力で元に戻すことが難しいです。また、実際にホルモンバランスが崩れているのか、自分で判断することはできません。そのため、皮膚科や内科、その他ホルモン治療ができる専門の機関を受診し、ホルモンバランスを調べてもらい、適切な治療を受けるのも一つの方法です。

 

 

頭皮ニキビはひどくなってかゆみや痛みが出てから気がつくことが多いので、治すのに時間がかかります。頭皮に触れるものが原因で起こることが多いため、自分の頭皮に合わない整髪料などの使用を止めたり、頭皮を清潔に保ったりして、早めに対処しましょう。