運動不足がニキビの原因になるので注意しよう

毎日忙しい生活を送っていると、なかなか運動する時間がとれないものです。なかには、ニキビができやすいなど、肌の調子が気になっている人もいるでしょう。身体や肌の健康のためには、食事や睡眠のほかに、血行を良くする運動も大切です。

 

ここでは、運動不足がニキビを引き起こす原因や、運動によって得られる効果について、具体的に紹介していきます。

 

運動不足がニキビを引き起こす原因

運動不足は、身体全体に悪影響を与えます。もちろん肌も例外でなく、ニキビをつくる大きな原因になります。まずは、主な3つの原因を確認していきましょう。

 

原因1. 筋肉の減少による血流の悪化

運動不足になると、まず身体の筋肉が落ちます。筋肉には、身体を引き締める効果だけでなく、全身の血液を巡らせるポンプとしての重要な働きがあります。そのため、筋肉が衰えると、血液の流れが悪くなって滞ります。すると肌に必要な栄養素が全身に行き届かなくなります。

 

また、本来は排出されるはずの老廃物をため込んでしまうため、肌荒れやニキビの原因になります。

 

原因2. 新陳代謝の低下

運動不足により血行が悪くなると、肌の生まれ変わりである新陳代謝も低下します。新陳代謝が活発に行われていると、肌は28日周期で新しくなります。しかし低下すると、古い角質が肌にどんどん蓄積されるようになります。その結果、古い角質が原因で毛穴が詰まり、ニキビを引き起こします。

 

原因3. ストレスによるバリア機能の低下

運動不足は自律神経の働きを鈍感にします。すると、免疫力が低下したり気分が落ち込んだりするため、ストレスがたまりやすくなります。ストレスがたまると、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、ホルモンバランスが乱れます。

 

そうなると肌がストレスを受けて疲労し、肌のバリア機能が低下します。角質層の水分が蒸発するので、そこから細菌やほこりが侵入しやすくなります。

 

そのような状態になると、肌を守ろうと皮脂腺が刺激されるので、皮脂の分泌が活発になります。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせるので、皮脂を好むアクネ菌が増殖する原因になり、ニキビができてしまいます。

 

運動による肌への効果

おすすめは、軽い運動です。20分間ウォーキングしたり、10分〜20分軽いストレッチをしたり、自分の生活に合った運動を習慣にできるようにしましょう。では、運動することによって得られる効果を見ていきましょう。

 

効果1. 血行を改善して、肌の生まれ変わりを促進

運動すると血行が良くなるので、新陳代謝も高まります。そのため、肌は28日周期で自然と古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わるようになります。毛穴が詰まりにくくなるので、ニキビができにくい肌になります。

 

また、汗をかくことで、たまっていた老廃物や汚れも排出することができます。

 

効果2. ストレス解消

運動はストレス解消にも効果的です。ストレスによって刺激されていた皮脂腺を抑制するため、皮脂の分泌が落ち着きます。また、セロトニンやエンドルフィンという物質が増えるので、幸福感を感じて免疫力がアップします。

 

セロトニンは、心のバランスを整える働きがある物質で、不足するとうつ病などの精神疾患にかかることがあります。エンドルフィンは、うれしいことがあったときに分泌される鎮痛作用のある物質で、精神を安定させる効果があります。

 

運動する際の注意点

あまりにも激しい運動は、肌や身体に良くありません。激しい運動をすると、活性酸素という物質が体内に発生します。活性酸素はもともと人の体内にあり、侵入した細菌から身体を守ったり、食べ物の消化や吸収に必要な酵素をつくり出したりする、大切な物質です。

 

しかし、活性酸素が必要以上に発生すると身体を酸化させ、老化に導くようになります。活性酸素が発生すると、それに対抗しようと体内にあるビタミンCが大量に消費されます。ビタミンCは、身体の免疫力アップや肌のコラーゲンの再生、美白などに効果のある栄養素です。

 

ビタミンCは体内でほとんど生成できないので、いちごやオレンジなどの果物からこまめに摂取することが大切です。

 

 

運動は健康な身体づくりだけではなく、肌荒れやニキビの改善、ストレス解消にも効果的です。運動する時間を毎日確保することが難しい人は、まずは1週間に1日や2日だけ、軽い運動をする機会をつくってみましょう。そして新陳代謝をアップして、ニキビができにくい肌を目指しましょう。